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日伯交流110周年事業

日本人ブラジル移住110周年
4月28日神戸で記念式典など開催

 日本人のブラジル移住は1908年4月28日、移民船「笠戸丸」の神戸出港から始まり、110周年にあたる2018年4月28日、一般財団法人日伯協会主催、兵庫県・神戸市後援による「日本人ブラジル移住110周年記念行事」を、神戸海洋博物館 講堂で開催しました。
 大型連休初日の土曜日にも拘わらず、ブラジルと結びつきのある自治体、団体、企業をはじめ各地のブラジル関係者や当協会の会員など170人に参加いただきました。
 その行事の模様を、写真と共に紹介いたします。

記念式典 15:00~16:00

 式典は両国国歌斉唱から始まり、当協会の三野哲治理事長が「今やブラジルの日系人は190万人に達し、あらゆる分野で活躍している。歴史を作ったすべての日系人に敬意を表したい」と式辞を述べました。続いて井戸敏三兵庫県知事、久元喜造神戸市長、アンドレア・コヘーア・ド・ラーゴ駐日大使から祝辞をいただきました。特に、ラーゴ大使は、移民の記憶を後世に伝えることの大切さを強調したうえ、「日本移民はブラジルに貢献しているが、今やブラジル人が日本に貢献する双方向の時代になってきたので、両国関係をさらに発展させたい」と挨拶されました。また、ブラジル兵庫県人会の松下瞳・マルリ会長は、7月にサンパウロとパラナ州で開かれる記念式典を主催する実行委員会の代表を兼ねて出席。「ブラジルの記念式典と日本祭りに、多くの方のご来伯をお待ちしています」と、メッセージが伝えられました。

記念講演会 13:15~14:45

 式典に先立ち記念講演会が、ノンフィクション作家の山根一眞氏を迎えて開かれました。テーマは、「人類滅亡危機世紀の貢献シナリオ―ブラジル日系人パワーに期待する次の110年―」。アマゾンに渡った日本人と日系人の活躍、農業の新境地を拓いた冒険物語などを映像や画像で紹介。次の110年に向けて、秒単位で動く「人口時計」をスクリーンに映し出し、爆発的に増加する世界人口の行くえ、50年後の地球温暖化による生命危機や110年後の「2128年」には新天地を求めて脱地球、火星への移住が実現するかも知れない、との大予測が印象に残る講演でした。

移民船乗船記念碑 見学 16:00~16:40

 式典の後、祝賀パーティー開会までの時間を利用して、参加者全員でメリケンパークに建つ「移民船乗船記念碑」を見学しました。
 「希望の船出」と題する3人の親子像は、17年前の2001年4月28日に除幕式が行われたものです。
 同日は、若者を中心とした複合イベント「078-KOBE」野外音楽フェスティバルが記念碑横で繰り広げられており、日伯協会とコラボ関係ある神戸ブラジル協会の「バンダ・ブラジル」が特別出演。ブラジル移住110周年、乗船記念碑をアピールしながら、サンバやボサノバを演奏して見学に花を添えてくれました。

祝賀パーティー 16:40~17:50

 祝賀パーティーは、井戸知事の乾杯発声で始まり、駐日大使夫妻も最後まで出席され、参会者との和やかな日伯交流風景が見られました。約1時間のパーティーは、当会の長谷川吉弘副理事長によるお礼の挨拶でお開きとなりました。

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